清作は日暮れに、柏ばやしから聞こえる奇妙な声を追いかけて林の中へと入っていく。そこには、赤いトルコ帽をかぶった奇妙な画かきがおり、清作を奇妙な言葉でからかったり、かしわの木大王に連れて行ったりする。かしわの木たちはそれぞれ個性的な歌を歌い、画かきはそれらを評価し、賞を授ける。しかし、清作は画かきやかしわの木たちの奇妙な言動に戸惑い、ついには怒りを露わにする。やがて、月が昇り、ふくろうたちが現れ、かしわの木とふくろうによる賑やかな乱舞が始まる。しかし、霧が降り始め、画かきは消え、清作は一人、かしわばやしを後にしたのでした。