アメリカ滞在中の見聞を基にした創作で、探偵小品的興味を持ったヘンリイ・フリント君は、夜汽車の中で一人の紳士と出会います。紳士は、娘を伴い、工場設立のためニューヨークに向かう途中でした。しかし、酒に酔った青年の乱入により、娘は時計を壊されてしまいます。紳士は、娘のために青年に代金を支払おうとしますが、フリント君が代わりに支払いを申し出ます。紳士とフリント君は、青年に代金を支払い、事件は収束しますが、紳士は、時計がもともと壊れていたことに気付き、激怒します。紳士は娘と青年を追いかけ、フリント君は、紳士の行動に驚きつつも、娘の哀願の眼差しを忘れられません。