江戸時代、大伝馬町の豪商・佐久間家の下女お竹は、その美しさから多くの男の心を惹きつけ、様々な騒動を引き起こします。しかし、お竹自身は、主人や内儀の苛烈な仕打ちに苦しんでいました。そんな中、ある日、奥州湯殿山から修験者の玄沢坊が現れ、お竹こそが「生身の大日如来」であると宣言します。お竹は、玄沢坊によって生身の如来として祭り上げられ、江戸中の人々の信仰を集めます。しかし、お竹自身は、如来様として扱われることに耐えかね、ある夜、下男の宇太松とともに佐久間家を抜け出します。二人は、信州へ向かう旅に出るのですが、果たして彼らの運命は…?