おじさんは、いつも旅に出て、珍しい話や土産話を持って帰ってきます。ある日、弟がスケート靴が欲しいと言い出した時、おじさんは「S町《エスまち》の夜店で探してみたら?」と提案しました。おじさんは、その夜店で購入したという緑色の時計を、弟にあげる約束をしました。しかし、弟と一緒にS町《エスまち》の夜店を訪れても、スケート靴は見つかりませんでした。そして、おじさんは突然亡くなってしまいます。その後、おじさんから贈られた緑色の時計は、おじさんの優しさと誠実さを教えてくれ、時を刻む音は、おじさんの励ましの声のように聞こえるのです。