「R村々歌」の完成に向けて、村を離れて都会で創作活動に励む「私」は、村長からの手紙を受け取ります。村の近況を聞き、移り変わる村の様子に思いを馳せる「私」は、都会での生活を村と対比させながら、自身の芸術観や人生観を語ります。都会の人々の「モダン・ライフ」に共感を覚える「私」は、村の静けさや自然よりも、都会の活気と機械的な生活に魅力を感じているようです。都会で「芸術の衰微」を耳にするものの、「私」はそれを否定し、現代社会における芸術の意義を力強く訴えかけます。そして、村の思い出を胸に、都会で創作を続ける「私」の姿が目に浮かびます。