戦後、美術仲買人として成功した光太郎のもとに、かつての師匠であるルダンが現れます。ルダンは光太郎に、戦争で亡くなった弟子たちの慰霊のため、大宴会を催すことを告げます。光太郎は、かつてルダンが家庭教師をしていた従妹のおけいとの思い出にふけり、彼女の霊を慰めようとしますが、なかなか気持ちの整理がつきません。そんな中、光太郎の元に、ニューギニアで亡くなったおけいのことを知る若い女性が現れます。彼女は、おけいがニューギニアで過ごした日々、そして最期の様子を語り、光太郎は深い悲しみと、おけいへの切ない想いにさいなまれるのでした。