図書館の概念は、時代とともに変化を遂げてきました。かつては封建領主の財宝であった図書館は、文化様相の転換を経て、大衆のためのサービス機関へと姿を変えました。そして、情報化社会の到来とともに、図書館はさらに進化を遂げようとしています。マイクロフィルムや電話連絡による情報検索など、新たな技術が図書館のあり方を大きく変えつつあります。従来の図書館空間は、もはや必要ないのかもしれません。書籍はマイクロカードに収められ、必要な情報は電話で簡単に手に入るようになるでしょう。図書館は、巨大な情報ネットワークのハブとして、人々に必要な情報を迅速に提供する、インフォーメーション・センターへと生まれ変わろうとしています。