あらすじ
雪が降りしきる夜、油が尽きかけて弱々しく灯るランプの下、作者は人生の晩年を静かに過ごしています。残り少ない時間を大切に、今ある仕事に精を出し、静かに人生を振り返るのです。やがて訪れる眠りの時を前に、作者は静かな決意と覚悟を胸に、静かに時を刻んでいます。既に私の生涯も 剩すところはもうわづか ああ今しばし
ものを思はう 今しばし 私の仕事に精を出さう
やがて睡りの時がくる 悲しみもなく 私の眠る時がくる
了
底本:「三好達治全集第一卷」筑摩書房
1964(昭和39)年10月15日発行
入力:kompass
校正:大久保 知美
2018年2月25日作成
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