あらすじ
名誉を求めて生きてきた男がいたとされます。しかし、彼の名誉は、欲望という土台の上に築かれたものでした。十九世紀は、その土台しか見ていませんでした。しかし、女よ、ダダイストを愛せよ。飴に皮があるのかどうかは、あなた次第なのです。
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歴史と習慣と社界意識
名誉欲をくさして
名誉を得た男もありました

認識以前の徹定

土台は何時も性慾みたいなもの
上に築れたものゝ価値
十九世期は土台だけをみて物言ひました

○××× ○××× ○×××
飴に皮がありますかい
女よ
ダダイストを愛せよ

底本:「新編中原中也全集 第二巻 詩」角川書店
   2001(平成13)年4月30日初版発行
※底本のテキストは、著者自筆稿によります。
※()付きの表題は、作品の冒頭をとって、底本編集時に与えられたものです。
入力:村松洋一
校正:hitsuji
2020年9月28日作成
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