あらすじ
天才が恋に落ちると、あらゆるものが恋人のように思えてしまうのです。彼は、自叙伝よりも先に、恋愛伝を書きました。その恋は、彼をどんな世界へと導くのでしょうか。天才の心の奥底にある、秘めたる思いと、その恋の顛末が、美しくも切ない詩で描かれます。思惟の対象がみんな恋人になります。
御覧なさい
天才は彼の自叙伝を急ぎさうなものに
恋愛伝の方を先に書きました
了
底本:「新編中原中也全集 第二巻 詩」角川書店
2001(平成13)年4月30日初版発行
※底本のテキストは、著者自筆稿によります。
※()付きの表題は、作品の冒頭をとって、底本編集時に与えられたものです。
入力:村松洋一
校正:館野浩美
2018年12月24日作成
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