あらすじ
深く傷ついた心を抱える「私」は、孤独の中で苦しみ、誰にも打ち明けられないまま日々を過ごしています。心の奥底に秘めた痛みが、時に言葉にならないほどの苦痛となって襲いかかります。周囲の人々との触れ合いの中で、その苦しみは増幅され、心の扉は閉ざされていくばかりです。くるしいこころ
痛みては傷つくこころ
何人とものを語るも
何人に慰められても
扉ひらかずわがこころ
了
底本:「今野大力作品集」新日本出版社
1995(平成7)年6月30日初版
初出:「文芸通報」
1922(大正11)年4月号
入力:坂本真一
校正:雪森
2015年1月16日作成
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