あらすじ
都を旅した母は、息子にその思い出を語りかけます。馬車や電車、宮城門、楠公の御像など、都会の風景を次々と鮮やかに描写し、上野のパノラマや動物園、浅草の菩薩の姿までもが、息子の目に浮かび上がります。母は、都の賑わいと共に、息子に何を感じさせたいのでしょうか。
浪笛兄のふるさとを読み同じ趣向を例の小曲にて試みたるが「都の話」一篇

母は問ふ都の話
馬車、電車、宮城門の
楠公の御像みぞう雄姿ゆうし
又問ひぬ、上野パノラマ、
動物園浅草菩薩あさくさぼさつ

底本:「沖縄文学全集 第1巻 詩」国書刊行会
   1991(平成3)年6月6日第1刷
底本の親本:「沖縄毎日新聞」
   1909(明治42)年5月4日
初出:「沖縄毎日新聞」
   1909(明治42)年5月4日
入力:坂本真一
校正:フクポー
2018年2月25日作成
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