あらすじ
竹は直角に伸び、人間の首から根が生えているという不思議な光景が描かれます。その根は薄く広がり、かすかに煙っているかのように見えます。独特の比喩とイメージによって、竹という身近な植物が、読者の想像力を掻き立てる、不思議な世界へと誘います。
竹は直角、
人のくびより根が生え、
根がうすくひろごり、
ほのかにけぶる。
――大正四年元旦――

底本:「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房
   1977(昭和52)年5月30日初版第1刷発行
   1986(昭和62)年12月10日補訂版第1刷発行
入力:kompass
校正:小林繁雄
2011年6月25日作成
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