あらすじ
大正八年の冬、島崎先生から「爪」という処女作への賛辞を受けた著者は、暮れから春にかけて、熱海へ一人旅に出かけます。鞄の中には、原稿用紙が大切にしまわれています。そこには、新たな創作への熱い思いが秘められていました。旅先での出来事、出会った人々、そして何よりも、自身の心の内側が、静かな熱海の地で大きく変化していく様子が、静かに、そして力強く描かれています。了
底本:「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
2003(平成15)年5月10日初版第1刷
底本の親本:「若草 第十二巻第一号(新年号)」宝文館
1936(昭和11)年1月1日発行
初出:「若草 第十二巻第一号(新年号)」宝文館
1936(昭和11)年1月1日発行
※底本編集時に付されたと思われる、表題冒頭の「●」は省きました。
※「処女作の新春」と題したアンケートへの、回答です。
入力:宮元淳一
校正:門田裕志
2011年9月30日作成
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