あらすじ
佐々木高行様宛の手紙には、坂本竜馬の決意と行動が詰まっています。蒸気船の借入や手銃の購入、そして通訳者などの人員を揃え、新たな航海の準備を進める様子が伝わってきます。手紙の最後には、西役所への訪問を予定していたものの、急な事情で延期せざるを得なかったこと、そしてその旨を佐々木高行様に伝えるために、今夜は御旅宿まで伺うと記されています。
御書拝見仕候。明日西役所え云云の由、早※(二の字点、1-2-22)参上の筈ニ候得ども、蒸気船借入且手銃千(挺)取入申候て早※(二の字点、1-2-22)出帆と決心仕候ニ付、通弁者其外、人数をそろへ異館へ参候所ナリ。今宵彼方より帰次第御旅宿まで参上仕候。謹言。
六日
佐々木先生
楳拝
左右

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙写真のキャプションに、(東京 早稲田大学図書館)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:YanHanren
校正:Hanren
2010年10月9日作成
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