あらすじ
坂本龍馬は、佐々木高行宛てに、石田英吉の船に乗る者が衣服が少ないため困っていると伝えています。龍馬は、高行に金銭の援助を求め、もし高行が着なくなった衣服があれば、英吉に渡してほしいと頼んでいます。英吉の船が官命で動いていることも示唆し、高行の協力を切に願っています。
此度、石田英吉の船中は、兼て衣服少なき諸生なれば甚だ気の毒なり。金を御つかはしなれば、早速に求候。もし先生の御著ものでも御つかはし遣さる可く候や。右英吉は非常用向申候義は、官より右よふの事あて御つかはしにて可然かと奉存候。何卒宜御取計奉願候。謹言。
龍拝
佐々木様

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本本文の末尾に、(佐々木高行日記)とあります。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年7月28日作成
2011年6月17日修正
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