あらすじ
坂本龍馬は、寺田屋のお登勢あてに手紙を書いています。手紙の中で龍馬は、お登勢の身辺を気遣い、自身の動向を知らせるとともに、何事か注意を促す言葉を記しています。龍馬の言葉から、当時の緊迫した状況と、お登勢に対する深い信頼が感じられます。
此一品ハきみへ(楢崎君江)におつかハし被成度、あれハ今どこにおるかしらん、たゞきづかい候。此度ハ下の関にせつかくつれてこふとおもいしニ、やれ/\、又これよりながさき(長崎)にかへるわ。言わいでもよろしきことなれども、御きおつけて被下まし。
四月廿七日
おとせさま
梅より

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本手紙の写真のキャプションに、(京都府立総合資料館蔵 京都府京都文化博物館管理)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
※直筆の手紙の折り返しに合わせた改行は、省いて入力しました。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年7月28日作成
2011年6月17日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。