あらすじ
坂本龍馬は、手紙の中で春猪宛てに、銀の板打ちの簪について詳しく説明しています。京打や江戸打など、種類や特徴について言及し、さらに絵図を送ることでより理解を深められると提案しています。そして、後日実際に簪を送ることを約束しています。
猶南町むば(乳母)にもよろしく御伝へ御たのみ申あげ候。
御文難有、然ニ御ちうもん(注文)の銀の板うちのかんざし(簪)と云ものに、京打、江戸打と云あり、板打中にも色々の通り在之、画図でも御こしなれバ、わかり可申候。然りといへども後便ニ一つさし出し可申と存じ候。御まち、かしこ。
三月廿四日
呈 ふぐの春猪様
御前へ
龍馬

底本:「龍馬の手紙」宮地佐一郎、講談社学術文庫、講談社
   2003(平成15)年12月10日第1刷発行
   2008(平成20)年9月19日第7刷発行
※底本本文の末尾に、(野島寅猪文書)とあります。
※丸括弧付きの語句は、底本編集時に付け加えられたものです。
入力:Yanajin33
校正:Hanren
2010年7月28日作成
2011年6月17日修正
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