あらすじ
江戸の街に火事の知らせが流れ、人々が慌てふためく様子が、力強い言葉で描かれています。夜空を赤く染める火事の様子や、人々の生活が、鮮やかに描写されています。火事の恐怖と、それでも懸命に生きる人々の姿は、読者の心を強く揺さぶるでしょう。お江戸は火事だ。
出てみい、出てみい、
東の空が真紅っか。
露が降りたよ、もう、お寝よ。
隣のじいさん、臼ついて、
娘は、夜業に機を織る。
了
底本:「定本小川未明童話全集 3」講談社
1977(昭和52)年1月10日第1刷
1981(昭和56)年1月6日第7刷
※表題は底本では、「お江戸(えど)は火事(かじ)だ」となっています。
入力:ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正:江村秀之
2013年11月5日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。