(大正十四年)
あらすじ
上村松園は、江戸時代の画家・円山応挙とその時代への強い憧憬を抱いています。応挙の作品にみられる落ち着いた作風や完成度の高い画法を称賛し、現代の忙しい生活では到底真似できないと嘆きます。かつて、画家の集う「如雲社」展覧会があった頃、画家たちはのんびりと作品を制作し、互いに意見交換を交わしていたことを懐かしむ松園は、応挙の時代への憧憬を深めていくのです。了
底本:「青眉抄その後」求龍堂
1986(昭和61)年1月15日発行
初出:「藝術社会」新田書房
1925(大正14)年
入力:鈴木厚司
校正:川山隆
2008年5月19日作成
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