あらすじ
「甘口辛口」は、戦時中の日本で、文学が抱える問題点を鋭くえぐり出すエッセイです。戦前、作家たちは日本の文学を確立しようと苦悩し、その過程で自らの血肉を賭けてきました。しかし、戦争によって文学は独自の立場を失い、単に時代の流れに迎合するだけの存在へと成り下がったのではないかと、安吾は痛烈に批判します。戦時中の文学の現状を憂い、かつて作家たちが抱いていた「日本的」な精神が、戦争によって失われたことを嘆きつつ、その根底にある問題点を深く考察しています。了
底本:「坂口安吾全集 03」筑摩書房
1999(平成11)年3月20日初版第1刷発行
底本の親本:「現代文学 第五巻第七号」大観堂
1942(昭和17)年6月28日発行
初出:「現代文学 第五巻第七号」大観堂
1942(昭和17)年6月28日発行
入力:tatsuki
校正:noriko saito
2008年9月16日作成
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