あらすじ
春の海を舞台に、潮の満ち引きに合わせて、小さな船が浮いたり沈んだりします。まるで船と波が隠れんぼをしているかのよう。それを楽しそうに眺めているのは、空を飛ぶカモメたちです。カモメたちもまた、仲間と隠れんぼをして遊びます。
さしたり
ひいたり
はるのしほ

はるの
ひながの
あをいうみ

ひよつこり
いそが
しづんだら

ぴよつこり
おふねが
うきだした

ぴよつこり
おふねが
ういたらば

ひよつこり
いそが
しいづんだ

いそと
おふねの
かくれんぼ

それを
みてゐた
かもめどり

かもめも
かもめで
かくれんぼ

ひよつこり
ういたり
しづんだり
了

底本:「日本児童文学大系 第一四巻」ほるぷ出版
   1977(昭和52)年11月20日初刷発行
底本の親本:「春の海のうた」教文館
   1941(昭和16)年6月
入力:菅野朋子
校正:noriko saito
2011年1月22日作成
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