あらすじ
雨の降る中、小さな子供が泣きながら逃げ出します。雨があがるまで、子供は泣きながら逃げ続けます。子供は一体、何から逃げているのでしょうか。短い言葉と繰り返しの表現で、子供の内面が鮮やかに浮かび上がり、読者の心を強く揺さぶる作品です。
あめがふつてくりや
  「ものまね
  みまね。
  ものまね
  みまね。」
と なき なきにげる。
  なき なき にげる。
あめがやむまで
  「ものまね
  みまね。
  ものまね
  みまね。」
と なき なき にげる。
  なき なき にげる。

底本:「日本児童文学大系 第二六巻」ほるぷ出版
   1978(昭和53)年11月30日初刷発行
底本の親本:「子供之友」婦人之友社
   1924(大正13)年10月
初出:「子供之友」婦人之友社
   1924(大正13)年10月
※〈〉付きの表題は、作品の冒頭をとって、底本編集時に与えられたものです。
入力:菅野朋子
校正:noriko saito
2011年1月6日作成
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