あらすじ
宮本百合子は、自身の心に強く響く女性像として、トルストイの「戦争と平和」のナターシャと、ロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」のグラジヤを挙げています。彼女たちの生き様は、宮本百合子の心を強く揺さぶるものであり、彼女自身の創作活動にも大きな影響を与えたと言えるでしょう。このエッセイでは、彼女がこれらの女性像に惹かれた理由とその魅力について、独自の視点で語られています。
「戦争と平和」のナタアシャ。
「ジャン・クリストフ」のグラジヤ。
 此等の女性の人格、生、そのものが直接心に響きます。
〔一九二一年一月〕

底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
   1981(昭和56)年3月20日初版発行
   1986(昭和61)年3月20日第4刷発行
初出:「文章倶楽部」
   1921(大正10)年1月号
入力:柴田卓治
校正:磐余彦
2003年9月15日作成
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