あらすじ
かつて富豪だったウィリアム・ルグランは、不運が続き貧窮に陥ってしまいます。彼は故郷を離れ、南カロライナ州のサリヴァン島で隠遁生活を送ります。ある日、ルグランは黄金色の奇妙な甲虫を見つけ、その甲虫が「自分の身代をつくる」と確信します。そして、彼はその甲虫を手がかりに、先祖から受け継いだ財産を取り戻すため、友人を巻き込み謎解きへと旅立ちます。了
底本:「黒猫・黄金虫」新潮文庫、新潮社
1951(昭和26)年8月15日発行
1995(平成7)年10月15日89刷改版
1997(平成9)年11月25日93刷
※(1)〜(19)は訳注番号です。底本では、直前の文字の右横に、ルビのように小書きされています。また数字は縦中横になっています。
入力:福田直子
校正:鈴木厚司
2004年6月10日作成
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