あらすじ
南方熊楠は、伊豆にも「棄老伝説」が存在することを紹介し、かつて欧州でも老人は捨てられる風習があったと指摘します。時代や場所によっては、現在では信じられないような習慣が横行していたことを、様々な文献や事例を挙げて考察していきます。特に、親を棄てに行った子供が、自分も年老いて棄てられることを恐れて、その風習が止んだという逸話は、世界各地に共通するテーマとして興味深いものです。